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Jean-Philippe Viret Trio 


Jean-Philippe Viret Trio
(ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ)

ベースが奏でる繊細を極めたミニマル・ミュージック。ヴィレの新作は彼のシグネチュアとも言える小曲で幕を開き、そして閉じる。その間に詰め込まれたものはミクロ・コスモスと呼ぶ他はない音楽の世界だった。常にピアノ・トリオの表現を押し広げてきたヴィレのユニットの、間違いなく現時点での最高傑作。彼等の前でピアノ・トリオ演奏のルーティーンは解体され、即興を含めた演奏自体がひとつの楽曲として成立するかのような、思い切って言ってしまうが、前人未到の領域に達している。あたかも映画「ロード・オブ・ザ・リング」のCGが作品世界を支える材料に過ぎなかったように、ここでは「ジャズ」は音楽の姿に奉仕するための方法論でしかない。今あなたが試聴器の前にいるなら、②でも⑦でも良い、早速ローディングしてみてほしい。耳から流れ込んだものはたちまち脳髄に広がり、あなたを軽いトランス状態へと導くだろう。想起するのはむしろドビュッシーの前奏曲集だ。ジャズという言語を消化した三人の音楽家が、自らの持てる感性と技術で、フランス音楽の最良のエッセンスをひきついで表現して見せた。そんな風にも思えてくる。老婆心であるが、ピアノが良いだのドラムスが良いだのという魔スり前の評言は前提以前の問題だ。もし、マイナー・リリースゆえにこのアルバムが黙殺され、コレクターズ・アイテムと化していくなら、それはひどく不当なことだと思う。何はともあれ体験して戴きたい。ピアノ・トリオ・ジャズの枠には到底収まらない、真の芸術品がここにあるのだから。Text by 北見 柊


だそうです。

わけのわからんライナーノーツはともかく、とにかく素晴らしいです。


Jean Philippe Viret/L'indicibleL'indicible
Jean-Philippe Viret Trio
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